相続手続き 栄 No.6

相続手続き

預貯金を引き出せたので相続手続きは必要ないと思っていて

当初は栄区の実家と預貯金だけが父の遺産だったので、相続税はかからないと思い込んで何もしないで実家に住み続けていました。
預貯金も簡単に引き出せたので時に何の手続きもいらないと思っていました。
銀行員の叔父さんからもう相続手続きした?と言われて詳しくそれについて尋ねてみると、預金を引き出せたとしても税金はかかるだろうし相続登記もしなればいけないと安西総合事務所を紹介してくれました。
段落

母が亡くなり相続登記や相続手続きで大変おせわになりました

安西総合事務所には母が生きている時からお世話になっていましたが、この度母が亡くなり相続登記や相続手続きで大変お世話になりました。
5年前に父が亡くなるまでは母は一度も病気をしたことはなくいつも明るくて、自分では健康だけが私の自慢だと言っていて家族のひまわりみたいな存在でした。

父は栄区で多くの人が知る大きな会社の社長をしていて、父が突然死んで会社の方もいろいろ大変でしたが、息子である私と弟は両方とも公務員で父の会社は継がないことを宣言していたので、父が所有していた会社の株も全部現金化してそれも含めて母が父の遺産を全て相続しました。
相続手続き
母は父を愛していましたが私たちから見ても完全に生活面では父に依存していて、母はお嬢様育ちで結婚するまで一度も働いたことがなく、父の面倒をみるのが生き甲斐だったようです。
父の死後もお金に困ることはありませんでしたが、明らかに口数は少なくなってあんなに明るかった母の面影もなくなり、父が亡くなり一人暮らしが続くと久しぶりに会いに行ってもまるで父がまだ生きているかのような発言を繰り返すようになり、弟が絶対に母の様子がおかしいから病院で一度診てもらおうと言われて精神科に連れていきました。

すると父の死のショックのせいでまともな判断能力がなくなっていることが分かり認知症の疑いもあると言われて、これからのことも考えて安西総合事務所に相談に行きました。
後見人制度について知りたくていろいろ話を聞くと、母の状態をみながら適切な判断と手続きをしてもらえることになり、長男である私がその後実家に戻って母の面倒をみていましたが、結局その後は認知症も進んで鬱状態になり最後は安らかな顔をして旅立っていったので、天国で大好きな父と再会していると思います。
安西先生には数年に渡り大変お世話になりました。
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